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親子リレーローンを利用して不動産購入!気になるメリットやデメリットは?

親子リレーローンを利用して不動産購入!気になるメリットやデメリットは?

親子リレーローンを利用して不動産購入!気になるメリットやデメリットは?

不動産購入をする際にほとんどの方が利用する住宅ローン。
その住宅ローンの選択肢のひとつに「親子リレーローン」というものがあります。
今回はこの親子リレーローンの概要やどんなメリット・デメリットがあるのかなどを解説していきますので、不動産購入をお考えの方もひとつの参考にしてみてください。

親子リレーローンとは不動産購入時の住宅ローンの選択肢のひとつ!

親子リレーローンとは、不動産購入時に利用する住宅ローンの選択肢のひとつですが、一般的な住宅ローンとは決定的な違いがあります。
その違いとは「親と子が2世代にわたって、ひとつの住宅ローンを利用し、それをリレー形式で返済していく」ということです。
夫婦などでひとつの不動産に対して2つの住宅ローンを組む「ペアローン」とも根本的な違いがあるわけですね。
親子リレーローン利用のためのざっとした流れは「親子リレーローンを取り扱っている金融機関を探して申し込みをし、仮審査・本審査を経て融資実行してもらう」といった感じです。
そして返済開始後の流れは「最初のうちは親世代のみが返済をして、親世代の返済期間が終わったら子世代が返済を引き継ぐ」という形になります。

親子リレーローンを利用して不動産購入をすることのメリット

親子リレーローンを利用して不動産購入をすることのメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

●1人で、1世代のみで借りるよりも借り入れ可能金額が大きい
●2世代にわたっての返済で、しかも後継者である子世代の年齢をもとに借り入れ期間を算出するため、返済期間を長く設定しやすい
●親世代のみが返済をしている期間であっても子世代も住宅ローン控除を受けることが可能(控除額は親子それぞれの返済金額の割合に応じた額となる)

親子リレーローンを利用して不動産購入をすることのデメリット

親子リレーローンを利用して不動産購入をすることのデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

●団体信用生命保険は子世代のみが加入となるケースがほとんどなので、親世代が早く亡くなると親世代の返済分の残りも子世代が負担しなければならない
●子世代が転勤などで引っ越しを余儀なくされ、新たに住宅を購入検討しても、新しい住宅のローン審査が通らない可能性がある
●親子リレーローンを利用した場合、不動産の持ち分はローンの返済割合に合わせる形になるが、その持ち分が原因で、不動産相続が発生した際に相続財産の分け方などでトラブルが起こるリスクが高い

さらに親の持ち分は相続税の対象となってしまうことも頭に入れておく必要があります。
魅力的なメリットもありますがこうしたデメリットについてもしっかり話し合いをし、親子リレーローンの利用するか検討してみてください。

 

まとめ

今回は親子リレーローンについて解説しました。
親子2世代にわたって住宅ローンを返済する親子リレーローン。
これを利用しての不動産購入は、借り入れ金額や期間、住宅ローン控除などではメリットがありますが、子の転勤や親の急死などの事態が発生した時のリスクが高いという側面もあります。
メリットだけでなくデメリットの面もしっかり考慮して、利用するかどうかを検討しましょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

ページ作成日 2024-11-28