不動産売却における簿価とは?意味や活用法を解説! | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入|モリモト・トラスト

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不動産売却における簿価とは?意味や活用法を解説!

不動産売却における簿価とは?意味や活用法を解説!

不動産売却における簿価とは?意味や活用法を解説!

所有している不動産を売却したいと考えたとき、簿価という言葉を耳にすることがあります。
ですが、簿価とは具体的にどのようなものなのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産を売却する際の簿価とは何か、簿価の活用方法について解説します。

不動産を売却する前に知っておきたい簿価とは何?

簿価は不動産売却に限らず、会計用語として使われている言葉で、帳簿価格という意味になります。
たとえばとあるマンションを1,000万円で購入したとすると、購入時の簿価は1,000万円です。
しかし、物は経年劣化によって徐々に価値が減衰していきます。
そのため、減価償却によって年々決まった額を差し引く必要があるのです。
購入時の価格から減価償却分を差し引いた残りの額が、現在の簿価となります。
簿価は年々減っていくため、減価償却額が不動産を取得した際の価格を超えたとき、帳簿上、その不動産の価値は0になるわけです。
これに対し、時価とは市場といった外部からの基準で評価される現在の価格や価値のことを指します。
年々減っていくだけの簿価と違い、時価は景気動向によって上がったり下がったりする点が特徴です。

不動産を売却しよう!簿価の活用方法とは?

実際に不動産を売却しようと考えたとき、土地や建物の値段は時価となります。
では、何のために簿価があるのかわからないという方も多いでしょう。
ですが、簿価は不動産を売却するのに有利な時期を判断する指標となるのです。
通常、不動産の売却に関わってくる簿価と時価には差があります。
そのため、不動産を取得したときに支払った簿価よりも、売却時の時価が上回ったタイミングで不動産を売却すれば、利益を得られるのです。
たとえば、数年前は周辺に何もない土地で人気がなく安く購入できた土地が、周辺の開発によって数年後に土地の人気が上がった場合、購入時の簿価よりもその時点での時価が高くなるケースがあります。
このように、不動産を売却するうえで最適なタイミングを知るためには、簿価を知っておく必要があるのです。
また、売却する不動産の簿価を知っておけば、買い手から値引き交渉を持ちかけられた際の交渉材料となります。
売り手側は少しでも高く不動産を売りたいと考えますが、買い手からすれば、「本来の価値に見合わない額を提示されているのでは?」と疑いを持つケースがあります。
こういった場合に売り手側が簿価を把握しておけば、仮に値引き交渉を受けたとしても、本来の不動産の価値に見合った価格を提示しているのだという根拠として説明できるのです。

 

まとめ

不動産を売却しようと考えたとき、把握しておきたいのが簿価です。
簿価を知っておくことで、不動産売却に最適なタイミングがわかるなどの活用法がありますので、ぜひ覚えておきましょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

ページ作成日 2021-12-07