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電柱がある土地の購入メリットと購入後に動かせるのかを解説

電柱がある土地の購入メリットと購入後に動かせるのかを解説

電柱がある土地の購入メリットと購入後に動かせるのかを解説

購入しようと思う土地に電柱があった場合、購入をためらう方も多いのではないでしょうか。
今回は、このような土地を購入するメリットとデメリット、そして購入後に動かせるのかについてご説明します。
電柱のある土地の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

電柱がある土地を購入するメリットは?

電柱が設置されている土地を購入すると、電柱敷地料を受け取ることができます。
この場合、斜めに支えているケーブル(支線)も対象となります。
電柱とケーブルは別々にカウントするので、物件内に両方ある場合は2本分として計算されます。
電柱敷地料は1本につき、毎年1,500円となっています。
この敷地料とは、電柱や支線を設置するにあたり、その場所を利用したことに対する料金です。
電柱敷地料の受け取りには、申請手続きをする必要があります。
その場合、土地の所有者が電力会社に申し込むことになりますが、電柱に表示してある個別の番号が必要なります。
受け取りは、1年ごとや3年ごとなど、管轄する会社によっても異なります。
なお、敷地料の支払いがある年に確認書類が届きます。

電柱がある土地を購入するデメリットは?

電柱がある土地のデメリットは、景観が悪くなることや鳥が集まりやすくなることです。
どんなに整備しても電柱があるため、すっきりした景観にするのは難しいです。
屋内から外を眺めた際も、電柱が視界に入ってしまいます。
また、電線に鳥が集まると糞が落ちてくるため、建物や土地に被害が及びます。
また鳥の糞は放置すると屋根や壁が傷み、その修繕費用もかかります。
そして、意外に扱いにくいのが、電柱を支えるケーブルです。
斜めになっているので、人の出入する場所が限定されてしまい、思いどおりに設計やレイアウトができません。
また、強風や落雷による建物への影響も心配になります。
電力供給にはなくてはならない設備ですが、付き合いにくい存在です。

購入した土地にある電柱は動かせる?

購入後に動かせるのは、自分の敷地内か近接する場所、公道などです。
許可なく移動できないので、設置している電力会社のほか、電話線も使用している場合はNTTにも話しをしなければなりません。
その際、電力会社やNTTが移設可能かどうかを検討し、工事の判断をおこないます。
別の敷地の所有者が移設を受け入れることは少なく、公道も歩行者の安全確保を優先して現在の場所に設置しているため、同じ敷地内の別の場所に変更するのが一般的です。
なお、同じ敷地内で移動する場合、土地の所有者が工事費用を負担することはありません。
ただし、公道へ動かす場合は、依頼者の負担となり、20~25万円ほどかかります。
また、ケーブルだけの工事も可能であり、気になるときは担当会社に相談してみましょう。

 

まとめ

電柱がある土地を購入すると、電柱敷地料を受け取れるメリットがあります。
一方、景観が悪くなる、鳥の糞で汚れるなどのデメリットもあります。
また電柱は動かすことも可能なので、動かしたい場合は電力会社やNTTに相談してみましょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

ページ作成日 2022-02-01