不動産の売却前におすすめのインスペクションとは？目的や費用をチェック | 東京23区の土地・戸建て・マンション購入｜モリモト・トラスト

最近ますます中古住宅市場が元気になっている日本国内。
一戸建て住宅でも分譲マンションでも、リーズナブルに物件が購入できるということもあって人気となっています。
今回は不動産の売却を検討する方が知っておきたい「インスペクション」について、解説していきます。

スムーズな売却のカギは不動産の品質！不動産のインスペクションとは？

最近は、マイホームの購入や投資物件の購入でも、あえて中古物件を検討する買主が増えています。
政府も既存住宅の有効活用のためにさまざまな取り組みをおこなっていることもあり、社会的に中古住宅市場に勢いがある現在は、中古住宅も売り時。
一戸建て住宅や分譲マンションなどの不動産の種類に限らず、売却をする際は、「既存住宅の建物状況調査」にあたるインスペクション(ホームインスペクション)をすることで、売りに出す不動産の状態をきちんと把握しておくと安心です。
インスペクションでわかるのは、住宅の構造部分の現況や欠陥部分の把握など。
住宅の専門家が判断をおこなうので、不動産の売買取引前やリフォーム前の点検などでおもに利用されています。

不動産売却でインスペクションを実施する目的とは？

実は、インスペクションについては国土交通省による「既存住宅インスペクション・ガイドライン」というものが存在します。
中古住宅の売買について住宅としての品質を専門家が判断し、適正な価格での取引やトラブルのない安心できる取引を目的としています。
現在のところ、中古の一戸建て住宅や中古の分譲マンションなどのすべてに中古住宅の売買にインスペクションが義務づけられているわけではありません。
しかし、不動産業界と深くかかわりのある宅建業法の改正でインスペクションに関する説明が義務化されることになったこともあり、多くの取引でインスペクションを実施するケースが増えてきています。

不動産売却でインスペクションを実施する場合の費用の目安とは？

インスペクションでは、住宅の耐久性にかかわる構造の部分・雨漏りや水漏れの可能性が高い部分・配管設備などを判断することとなりますが、目視や非破壊検査によっておこなわれるため、比較的簡単に実施することができます。
不動産の規模や状態にもよりますが、おおよその費用は、5～10万円ほど。
インスペクションは、中古住宅の検査と保証が組み合わさった「既存住宅売買瑕疵保険」に加入する際にも必要とされるものとなっていますので、既存住宅売買瑕疵保険の利用を検討中の場合は、ぜひ早めにインスペクションを手配するようにしましょう。

まとめ

不動産の売買における存在感が年々高まってきているインスペクション。
売主にも買主にもメリットの多いものなので、ぜひ前向きに検討してみましょう。
私たちモリモト・トラスト株式会社は、豊富な情報と知識でお客様の住まい探しをサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。